Ripair

修理について

Pen Land CafeはE・R(救命救急)ペンショップです。
お客様の大切な萬年筆を御相談の上、当店で可能な限り復活修理調整をさせて頂きます。

対応事例

H30年4月 『スエネケン 222 大手術』

ヴィンテージの名品とも言える、今はなきスエネケンの222リザード。お客様の持ちこまれたこの緑のトカゲは吸入が壊れている様だとの事。早速分解してなにがどうなっているのかを確認する。さて・・・

画像1 :このモデルのピストン吸入は特殊で、インクを吸入しきると、尻軸にロックが掛りカチン!とロック音がする。この緑トカゲはなんと、胴軸の内側に走る溝に固定される、突起パーツが無くなっている。このままではクルクル回るだけで、ピストンは上下しない。しかも突起パーツが本来ささっている穴が、ロックする為の爪をかむ用の隙間と隣合わせで空いている。

画像2 :新たにドリルを用い穴を空け、真鍮の棒を突っ込む。胴軸溝との隙間の間隔       を測り鉄ノコでカット。

画像3 :カット終了。バリがしっかりある。

画像4 :ヤスリで綺麗にする。

画像5 :胴軸の内側。この溝に突起パーツがかめばOK!

画像6 :ピッタリ!バッチリですな。

画像7 :胴軸をグリスアップし、ピストンパーツと尻軸をドッキング。 

画像8 :ネジ切は3条。爪がピッタリになる様に調整。

画像9 :カチンとロックに完璧。

画像10:いざ吸入!な、なんと半分以上吸入出来ない!!

画像11:コルクは交換済なのに・・・これは、コルクの問題ではなく、胴軸のセルロイドの経年変化による痩せが原因・・・

画像12:私の必殺技を使用!!吸入はパーフェクト!完全復活です(ピース) 

吸入機構の破損

吸入方式にもよりますが、ピストンの不良や、吸入ゴムの劣化が考えられます。
メーカーに修理部品がない物については、補修を行ったり、既製品のパーツから流用して修理を行います。

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